初心者でも簡単にできるWordPressの手動バックアップ

バックアップを定期的にとっていれば復元も簡単

サイト運営をしているとある日突然、データが消えてしまったり、バグが発生したりと予期せぬトラブルに巻き込まれることがあります。バックアップを取っていれば、以前の状態に復元するのも容易です。また、サーバー移転の際にもバックアップファイルは必要となります。ここでは、初心者向けの手動バックアップ方法を解説します。



プラグイン・テーマ・画像のバックアップ

バックアップが必要なファイル

プラグイン・テーマ・画像ファイルのバックアップは簡単です。サーバーからそれぞれのファイルが保存されているディレクトリをそのままダウンロードすればOKです。

「wp-content」内にある3つのディレクトリを保存します。

plugins(プラグイン)
themes(テーマ)
uploads(画像ファイル)

プラグインの設定やテーマのカスタマイズをメモしていれば、「plugins」「themes」は不要です。

コントロールパネルのファイルマネージャーやFTPクライアントでサーバーのファイルにアクセスします。ファイルは、デフォルトですと「public_html」以下に配置されています。

「wp-content」→「plugins」「themes」「uploads」

「plugins」「themes」「uploads」をそれぞれ圧縮(compress)してダウンロードします。

記事やコメントのバックアップ

WordPress付属の機能を使ってXML形式でダウンロードします。

管理画面の左メニューの「ツール」から「エクスポート」を選択。

「すべてのコンテンツ」にチェックされていることを確認して「ダウンロード」ボタンを押します。

XML形式のファイルがダウンロードできたら完了です。

「wordpress.2016-12-12.xml」のようなXML形式ファイルです。

基本設定をメモしておく

「一般設定」「投稿設定」「パーマリンク設定」の設定をメモしておきましょう。

バックアップファイルは、外部メディアのUSBメモリや外付けHDDに保存しておきましょう。GoogleドライブやDropboxに十分な空き容量があれば、オンラインストレージに予備として保存するのもいいです。

バックアップデータを復元

データを復元していく前に以前の環境と同じWordpress環境を構築します。

バックアップしていた「theme」「plugin」「uploads」の3つのフォルダを「wp-content」フォルダ内に上書きアップロードします。

アップロード後、テーマとプラグインを有効化します。

エクスポートしていたXMLファイルをWordpressにインポート

「WordPress Importer」のインストール

「ツール」→「インポート」→「WordPress」を選択し、データベースのインポートを開始します。

アップロードするWXR(.xml)ファイルを選択し、クリックしてファイルをアップロードしてインポートします。

「All done. Have fun!」と表示されたらインポート完了です。サイトを確認してみましょう。

インポートに失敗

記事が正常に復元されなくて、歯抜け状態になることもあります。以下のプラグインでインポートした記事を全削除して、再度インポートしてみましょう。

Bulk Delete

Bulk Deleteは、さまざまな条件とフィルタに基づいて、投稿、固定ページ、ユーザー、添付ファイル、およびメタフィールドを一括で削除します。

XMLデータファイルを分割

記事数が数千もあるとXMLデータファイルも大きくなり、インポート中にエラーがあったり、正常にインポートできない場合があります。そんな時には、XMLデータファイルを分割してからインポートしましょう。

WordPress WXR File Splitter (RSS XML)
WordPress WXR File Splitter

プラグインで自動バックアップ

プラグインを使って定期的に自動でバックアップする方法もあります。

プラグインをインストールして最初に設定してしまえば、あとは自動で定期的にバックアップをとることが可能です。ただ、最初は正常に動作していたけど、突然バックアップエラーとなりバックアップできなくなることもあります。原因は、サーバーの環境やプラグイン同士の不具合などさまざまです。

プラグインの設定方法を見ながら設定した初心者には、その原因を調べるのは難しいと思われます。また、記事数やファイル数が増えるとバックアップに時間がかりタイムアウトエラーが起きたり、CPUにも負荷がかかります。プラグインは便利ですが、大切なデータは手動で保存することをおすすめします。

BackWPup

BackWPupは、WordPressの完全自動バックアップをしてくれるプラグインです。有料版もありますが、無料版でも十分使えます。

最近では、レンタルサーバー会社のほうでバックアップを取っていることもあり、必ずしも必要でないかもです。特に共用サーバーでは、バックアップ付属のサービスが増えています。

リスクに備えてデータのバックアップは不可欠です。定期的にバックアップを取っていればもしもの時にも安心です。手動でのバックアップと復元はサーバー移転の際にも使えるので、ぜひお試しください。

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